【続編】栄養士から受験生のお母さんたちへ|簡単★楽々★栄養たっぷり味噌汁の作り方

東大 赤門
東京大学

著者:伏美さゆり
食育・地域栄養研究部所属 管理栄養士

5月下旬に第1回のコラムを書いてから、2か月が経ちました。
ニューノーマルという生活様式に変わり、学校や幼稚園、保育園も大きく変化し、今までのようには出来ないことが増えました。
とはいえ、受験生の食事や生活習慣の基本は変わらないと思います。
前回書きました「朝ごはん」や「規則正しい生活」はどれくらい取り入れられていますか。
良いと分かっていても変えていくのは、なかなかハードルが高いですね。
今回は少しでも楽に取り入れられるようなことを書いてみました。

■お味噌汁ってこんなんでいいの?!

今回は「朝ごはん」のお味噌汁を作るのが面倒な方に簡単に作る方法をお伝えします。
写真は我が家のお味噌汁の具材が並んだ乾物の棚です。

乾物 味噌汁用
我が家の乾物棚

冷凍庫には野菜を冷凍したものを用意しています。
こんなんでいいの?! いいんです。立派なお味噌汁です。
お椀にお味噌と乾物数種類と冷凍のおくら、エノキ茸をいれ、熱湯を注いで出来上がりです。
おくらは生のまま切らずに冷凍出来て、使う時にキッチンバサミで切ります。

簡単味噌汁 乾物 冷凍野菜
冷凍おくらはキッチンハサミでカットしています
簡単味噌汁 乾物 冷凍野菜
味噌汁の具材:冷凍おくら、冷凍えのき、切干大根、乾燥きゃべつとにんじん、お麩、糸寒天、出汁入り味噌


とても楽でちゃんとネバネバも残っています。
エノキも生のままで切って冷凍しています。
生のまま冷凍できる野菜は多いので、お湯で熱が通るように細め小さめにカットして冷凍してください。

冷凍野菜 保存方法
冷凍おくらと冷凍ねぎ


暑い夏にお鍋なしでお味噌汁ができますよ!お試しください。

■ご飯も栄養価があがる

我が家の「ご飯」は白米2:発芽玄米1に数種類の雑穀(十六穀米を使用)と黒豆をいれて炊いています。

十六穀米 黒豆
我が家のよく使う調味料棚に雑穀も置いています

黒豆は黒仙石という種類で戻さずそのままお米と一緒に炊けます。
このような雑穀米にすると、ビタミンB群、ミネラル、食物繊維、大豆たんぱく等が含まれるので栄養バランスが良くなります。
毎日の食事で手軽に取り入れることができます。
我が家のご飯は茶色いので、外食すると子供たちは、「ご飯が白い!光ってる」と言い、少し恥ずかしいこともあります。

雑穀ご飯 黒仙谷
黒仙谷の入った雑穀ご飯

■規則正しい生活

今年の子供の夏休みは短い方が多いでしょう。
それでも受験生はチャンスと捉えて下さい。
朝ごはんを食べて、排泄がちゃんとあり、日中は活動し、家に帰ってからは入浴をし、睡眠時間をしっかり確保。
子供だけが頑張るのではなく、早起きが苦手なお母さんも、朝ごはんが作るのが大変なお母さんも、受験期は子供とともに頑張って下さい。
子供たちは口にはしないけれども、とても感謝しています。

■わずかな時間も有効利用

小中学生のお子さんであれば塾の送り迎えなどされている方も多いでしょう。
私は塾から家までの帰り道のわずかな時間ですが、今日はどんなことをしたのか歩きながら聞きました。
本人が思い返すことで簡単な復習に繋がります。
復習はその日のうちにといわれています。
机に向かわなくてもできる復習もあります。

『毎日の小さな積み重ねが、花を咲かせます。』 暑さに気をつけて夏を乗り切って下さい!!

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